今年9月に来日が決定したジャングル・ミュージックの新世代アーティスト、ニア・アーカイヴズ(Nia Archives)が、待望の2ndアルバム『Emotional Junglist』をリリースした。
『Emotional Junglist』は、相反する感情や失恋をテーマにした作品。「Vertical」では90年代エレクトロニカに影響を受けたサウンドで恋の高揚感を描き、「Danger」では挑発的かつ享楽的なポップ・アンセムを披露。「Boys In Blue」では関係の終焉をパンク・ポップ的なアプローチで描写し、ジョルジャ・スミスを迎えた「Get Me Down」は、官能的で解放感あふれる、この夏を代表するジャングル・チューンとなっている。
また、公開された「There Goes Ma Head」のミュージック・ビデオは、イヴァナ・ボビッチ監督によるモノクロ作品。暗いクラブをさまようニアの視点と、フロアの熱気をワンカット風のハイコントラスト映像で描き出している。
アルバムでは、シンガーとしての表現力も大きく広がっている。サンファを迎えた「Tender」では繊細で率直な感情表現を披露。「Dance With Me 2nite」では、インディー・ポップの要素とジャングルのビートを融合させ、恋する相手への想いをロマンティックに歌う。同曲はイーサン・P・フリン(FKAツイッグス、デヴィッド・バーン)、ジュリア・マイケルズ(レディー・ガガ、サブリナ・カーペンター)との共作で、ジェームス・フォード(Blur、Arctic Monkeys作品など)が仕上げを担当した。
本作について、ニア・アーカイヴズは次のように述べている。
「“Emotional Junglist”であるということは、すべてを感じながら、同時に何も感じていないような状態でもあるということ。穏やかでありながら混沌としていて、正気でありながら狂気も抱えている。上にも下にも、横にも揺れ動くような感情。私が経験している感情の幅はとても広く、このアルバムはその深さをそのまま映し出しているのです。」
「20代半ばというのは、自分が何者なのかを見つけたり、自分のセクシュアリティを探求したりする時期。多くの人は”少女時代”に留まってしまうけれど、私は26歳になって、本当の意味で女性になっていく段階に入ったと感じています。」
先月には、リーズ、ロンドン、ニューヨークで開催したデビュー・ライブ・シリーズが全公演ソールドアウトを記録。
現在は全英6都市を巡るB2Bツアーを開催中で、Sexy Lady Massive、Clipz、Nectax、Worsleyy、Chimpo、Cheff The Boy、Janawayらと共演。
さらに来月にロンドンで開催される音楽フェスティバルAll Points Eastでは、ジョルジャ・スミス、テムズらと共演予定となっている。
音楽活動以外でも、ニアはカルチャーの発信者として存在感を高めている。
V&A Eastで開催された展覧会『The Music Is Black: A British Story』では、Rendezvous Projectsとの共同キュレーションにより、自身のレーベルUp Ya Archivesとして参加。彼女が愛するイースト・ロンドンのコミュニティや海賊ラジオ、レコード店、DIYカルチャーがジャングル・ミュージックの発展に果たした役割を紹介した。
ニア・アーカイヴスは、今年9月の来日公演が発表されたばかり。大阪と東京の2都市でパフォーマンスを行う予定だ。
【アルバムリリース情報】
2026年7月17日 (金)
ニア・アーカイヴス『Emotional Junglist』
予約・購入はこちら:https://umj.lnk.to/NA_EJ
来日情報:
大阪 9 月 9 日(水)Yogibo META VALLEY
OPEN 18:00 / START 19:00
オールスタンディング 8,000 円(税込・別途 1 ドリンク)
東京 9 月 10 日(木)Zepp Shinjuku(TOKYO)
OPEN 18:00 / START 19:00
オールスタンディング 8,000 円(税込・別途 1 ドリンク)
