ロンドンを拠点に活動するアーティスト/ソングライター/プロデューサー、トム・ミッシュが、3月27日(金)に自身のレーベル〈Beyond The Groove〉からリリースされる待望のセカンド・アルバム『Full Circle』より、発売前最後のシングル「Days Of Us」を解禁した。
「Days Of Us」は、アルバムで唯一のフィーチャリング・ゲストであるカイディ・アキンニビによる見事なアルペジオのサックス・モチーフで幕を開ける。その音色は、まるで穏やかな潮が寄せては返すような気配を漂わせる。アレンジには自然な満ち引きがあり、流れるようなヴァイオリンの旋律が、繊細なギターのテクスチャーと絡み合っていく。曲の終盤では、サックスの音色とギターの弦を擦るフィンガーノイズが重なり、印象的な余韻を残す。あえて控えめに抑えられたトムの歌唱は、純粋さと率直さ、そして楽曲の感情をいっそう際立たせる。温かく、幾層にも重なり合った豊かな質感を持つ「Days Of Us」は、静かな希望を讃えながら、アルバム本編を美しく締めくくる心に響くエンディングとなっている。
「Days Of Us」は実は、『Full Circle』の他の曲よりもずっと前に作ったトラックなんだ。たしか2021年だったはず。デトフォードにあるUnwound Studiosでセッションをしていたときに、カイディが来て、このアルペジオのサックスのパートを吹き始めた。それに合わせて僕がこのメロディーを歌い始めて、そこからこの曲に発展していった。カーモディーと一緒に書いた曲で、音のテクスチャーがすごく独特なところが気に入っている。こういうアルペジオのサックスの上にボーカルが乗っているのは、あまり聴いたことがない。とても特別な感じがする」
ー Tom Misch
『Full Circle』のリリースに先立ち、トムはアルバムの幅広い音楽性を示す先行シングルをいくつか解禁している。Radio 1の「Hottest Record」に選ばれた「Sisters With Me」は、よりスケールの大きなサウンドへ展開しており、「Slow Tonight」ではより軽やかなタッチが明らかになっている。ギターと歌声を中心に構成された「Old Man」は、家族や老いがもたらす実存的な重みについて思いを巡らせた楽曲で、こうしたテーマは『Full Circle』全体にも通底している。一方で「Red Moon」は、より深みのあるグルーヴへと踏み込み、60〜70年代の名盤が持つ温かみや身体性から影響を受けており、それらはアルバムのサウンド形成にも大きく寄与している。
『Full Circle』は、この数年間トムが過ごした静かな時間と向き合いながらも、終始前向きですっと心に馴染む作品として結実した。普遍性のある歌詞はリスナーそれぞれの人生に寄り添い、本作はトム・ミッシュ自身の旅路であると同時に、現在進行形の進化を示すアルバムとなっている。
トム・ミッシュにとってこれまでで最もパーソナルかつ誠実な作品『Full Circle』は、トム自身の旅路であると同時に、現在進行形の進化を示すアルバムであり、普遍性のある歌詞はリスナーそれぞれの人生に寄り添う。この8年間で彼を形作ってきた家族、友情、自然、そして一度距離を置いた音楽と再び向き合うまでの時間。そのすべてが、本作には静かに、しかし確かな輪郭をもって刻まれている。制作はロンドン、コーンウォール、ポルトガル、ナッシュビルと複数の土地を行き来しながら進められ、音楽との関係を再構築するために必要だった“立ち止まる時間”の中から生まれた。
本作では、これまでのプロダクション主導のアプローチから一歩距離を置き、ピアノやギターで成立するクラシックなソングライティングにフォーカス。サウス・ロンドンのシンガー・ソングライターで、今作の多くの楽曲で作曲に携わったマット・マルチーズ、ナッシュビルでの作業に大きく貢献したイアン・フィチャック、初期段階から今作に深く関わったアダム・ジャフリーらと共に制作された。録音にはヴィンテージ・マイクの名機U47を使用し、70年代ハイファイ・レコードに着想を得た温かく明瞭なサウンドを追求。フリートウッド・マック、ジョニ・ミッチェル、ニール・ヤング、ジョン・マーティン、J.J.ケイルらの影響を感じさせる、親密で生きた音像が全編を貫いている。
トム・ミッシュ待望のセカンド・アルバム『Full Circle』は、3月27日 (金) にCD、LP、カセット、デジタル配信で世界同時リリース。国内盤CDにはボーナストラックが追加収録される。LPは、通常盤 (ブラック・ヴァイナル)に加え、日本語帯付き限定盤 (ブルー・ヴァイナル)、限定盤 (ブルー・ヴァイナル)、タワーレコード限定盤 (ゴールド・ヴァイナル)、Amazon限定盤 (ブルー&ホワイト・ヴァイナル)、そしてBeatink.com限定盤 (重量盤ブラック・ヴァイナル/ゲートフォールド仕様)も発売。国内盤CDと日本語帯付き限定盤には歌詞対訳と解説書が封入され、Tシャツ付きセットも発売決定。 さらに、アルバム購入者は『Full Circle』オリジナル・ミニ巾着が先着でもらえる。
なおアルバム発売前日の3月26日 (木) には、タワーレコード渋谷店にて先行発売&試聴イベントが開催される。タワーレコード渋谷店でアルバムを購入すると、オリジナル・コースターを先着でプレゼント。8年の歳月をかけて完成した『Full Circle』は、彼自身の歩んできた旅路を映し出すと同時に、いまなお進化を続ける現在地を示す作品。その親密な世界観をいち早く体験できる貴重な機会となる。
Tom Misch最新アルバム『Full Circle』特別試聴イベント
【日時】3月26日 (木) 19:00[イベントスタート]/20:00[アルバム試聴開始]
【会場】タワーレコード渋谷店 6F (TOWER VYNIL)
【住所】〒150-0041 東京都渋谷区神南1-22-14
トム・ミッシュの最新アルバムのリリースを記念して、代表作『Geography』などのカタログ作品が数量限定のスペシャル仕様で登場。国内盤CD5タイトルにはトム・ミッシュのロゴ・ステッカーを封入。さらに『Geography』のアナログ盤は、日本語帯付の特別仕様で発売。
リリース情報:
label : BEAT RECORDS / Beyond The Groove
artist : Tom Misch
title : Full Circle
release date: 2026.03.27
商品ページ: https://linktr.ee/tommisch_fullcircle
配信ページ: https://tommisch.ffm.to/fullcircle
