昨年8月に奇跡の再結成を果たし、今年7月から開幕した<oasis live ‘25>で世界中を熱狂の渦に巻きこんでいるイギリスのロックンロール・バンド、オアシス。リユニオン・ツアーが10/25 (土) と10/26 (日) についに日本に上陸し、東京ドームに集結した10万人以上 (2日間計) のオーディエンスの前にオアシスが登場。全盛期を更新するような圧巻のステージを披露し、バンドの完全復活を印象付けた。さらに、来日前から各メディアでオアシス特集が組まれ、来日中は東京の街中には印象的な ”oasis” ロゴを着た人々が溢れかえるなど、ここ日本でも社会現象的な 「オアシス・フィーバー」 が巻き起こっている。
そんな中、16年ぶりとなるオアシス来日が日本のオーディエンスを大熱狂させた直後の本日、1枚のイラストが発表された。
オアシスのヴォーカル リアム・ギャラガーを彷彿とさせるアイコニックな立ち姿を見せているのは、コミック作品 『BECK』の主人公、コユキ。『BECK』 は1999年から月刊少年マガジンで連載されたコミック作品で、ロックファンも巻き込んだ大ヒットによって “バンド漫画の金字塔” と称されるようになった名作だ。作中でたびたびオアシスが言及されるほか、実写映画化された際には楽曲「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」 が主題歌に起用されるなど、オアシスと縁の深い作品として知られている。奇しくもコミックの連載が完結した2008年と実写映画版が封切られた2010年の間に、オアシスはその後15年間続く活動停止の期間に入った。
このイラストは、『BECK』 原作者のハロルド作石がオアシスの来日を記念して新たに描き下ろしたもの。ハロルド作石は自身もオアシスのファンとして知られている。
なおこのイラストは、先だって公開されたオアシスの公式キャンペーン・ムービー 『#lookback25 connected Ver.』 にも登場し、ファンの間で話題を呼んでいた。この映像は、日本のファンが思い思いのスタイルで “オアシスを待っている” 様子をコンパイルしたもの。9月から実施中のSNSキャンペーンで一般から投稿された画像や映像が多数フィーチャーされている。
来日公演前夜に、<待ってたぜ>とのメッセージに応える形で、オアシスの本国公式Xアカウントにて「待っていてくれてありがとうジャパン」 とのテキストと共にこの動画がポストされたほか、同じくオアシスの本国公式YouTubeや各SNSアカウントで公開された。
『#lookback25』 は、世代もバックグラウンドも様々な日本のファンがオアシスの音楽と過ごした歳月をlook backしながら (振り返りながら)、それぞれの日常のなかで “オアシスを待っている”/ “オアシスに思いをはせる” 様子にフォーカスしたキャンペーン。来日1か月前の9月25日には、日本を舞台にしたスペシャル・ムービーとフォトが公開された。
なお、約16年間待ちに待った日本のオーディエンスを熱狂させたオアシスの東京ドーム公演のセットリストが、各音楽サービスでプレイリストとして公開されている。規格外の名曲の数々を惜しみなく詰めこんだ最高のセットを、ライヴの曲順で聴くことでぜひ追体験してほしい。
セットリストのプレイリストはこちら:https://OasisJP.lnk.to/tokyoday1
【書籍情報】
『BECK』 ハロルド作石(講談社刊)全34巻/新装版全17巻 発売中
