イタリアのコラジスト、サンプリング/プランダーフォニック・ミュージックの奇才電子音楽家Økapiが、11月2日に渋谷R Loungeにて開催されるHënkį主催パーティ「R-Thor」に出演する。
Økapiはフランス系イタリア人のエレクトロニックミュージックプロデューサーで、コラジスト、プランダーフォニック・ミュージックの提唱者として知られる。ソロ・レコードのリリースや、数多くのコラボレーション、ラインアップに参加。無謀にもコードとジャンルを横断する彼は、音楽研究の分野だけでなく、アンダーグラウンドやダンスの世界でも高く評価されている。
ØKapiのアルバム・リリースは、ヒップホップ流のチョップド・アップ・ミュージックを超えたターンテーブルとコンピューターのユニークでエッジの効いた使い方を示しており、繊細で広々としたサウンドを保ちつつ、風変わりな実験的エレクトロニクスを駆使して、オーケストラからラウンジまで幅広いジャンルの音楽を生み出している。
情緒をふくんだ映像的音のディティールで紡ぐ高速のエレクトロニカは、ときにスオミサウンディやテクノ、ときにジャズ、トラディショナルと様々な変質を繰り返す。圧倒的なまでのワールドに翻弄される歓びは多幸的で、驚愕の連続が襲う。狂気的であり、ノスタルジックで、無邪気で精巧な音楽構造物を前に畏怖の感情すら抱かされるかもしれない。
R-Thorは、フィンランド発祥のサイトランス、スオミサウンディの名手Hënkįが主催するパーティで今回第2回を迎える。オーディエンスによって、全てのアーティストがヘッドライナーになり得り、パーティのハイライトになり得る、稀有な才能の招集に成功した。
食品まつり a.k.a FOODMANは、2012年、Orange Milkからのデビュー以降、国内外のレーベルからリリースを重ね、ワールドツアーではUnsound Festival、Low End Theoryへも出演している。アルバム「Yasuragi land」がPitchforkのThe Best Electronic Music of 2021ほか、Music Magazinやele- king等国内外のメディアの年間ベストに選ばれるなど、功績をあげると切りはない。
2014年、ロシアン・トランスのオリジネーターKindzadzaとPsykovskyが運営する名門Osom Musicからの「Reminder」、郷愁と高圧力のハイテックが共存する2020年の名作「mekurumeku」、この2つのアルバムはJUNXPUNXの巨大なイマジネーションを堪能するのに格好の作品かもしれない。ただ、JUNXPUNXの凄まじさはライブで発揮され、シャーマニックなまでの集中力が即興的に収穫する音楽の核は、この夜もリスナーを忘我に導くのは想像に容易い。
さらに、ユニットZVIZMOでのBLACK SMOKER RECORDSからのリリースや、EUフィルムデイズ2025での、100年程前の映画”アクメッド王子の冒険”にライブで音をのせる試みなど、電子音楽家の深度を増すテンテンコと、スオミサウンディとテクノの黄金の折衷点を探るkippoがDJでラインナップ。
モダン・エレクトロニクスをめぐるR-Thorの仕掛けは徹頭徹尾に渡っている。
イベント情報:
R-Thor presents Økapi
2025年11月2日 日曜日(祝前日)
OPEN 22:00
Entrance : ¥3,000
Advance Ticket : ¥2,500
Before 23:00 : ¥1,500
Under 23 : ¥1,500
【Lineup】
Special Live:
Økapi (Slap Press)
Live:
JUNXPUNX
食品まつり a.k.a FOODMAN
DJ:
Hënkį
kippo
テンテンコ
