
2年ぶりの開催となる「Brightness Music & Art Festival 2025」。音楽とアート、そして都心近郊での開放的な自然体験を融合させた本フェスは、これまでダンスミュージック・レイヴカルチャーを礎にHIP HOPシーンや多様なカルチャーとの融合による可能性をいち早く提示し続け、今回も世代を超えて心に刻まれるライブを見せる豪華アーティスト達が揃った。独自のスタイルを築いてきたラッパー達が、広大な空間を舞台にパフォーマンスを展開する。
BrightnessがとHIP HOPを結びつけ始めたのは、8〜9年前の現場での出会いに端を発する。DJ終了後に声をかけてくる若者たちと話すと、多くが普段はヒップホップのパーティーに通っており、次第にそうした客層が増えていった。彼らは昼過ぎまで踊り続けるほど熱量が高く、レイヴ的な感覚と重なるものを感じたことから、Brightnessは自然とジャンルを越えた表現を模索するようになった。初めてヒップホップ系アーティストを招いたのはお台場でのルーフトップパーティーで、当時としては先駆的な試みだった。
以降、ヒップホップの導入は既存ファンからも好意的に受け入れられ、ラッパーの野外出演やダンスミュージックにラップを乗せた楽曲など、ジャンルの垣根を越える現象が広がっている。Brightnessの懐の深さを支えているのは、多様なバックグラウンドを持つチームメンバーの存在だ。バンド出身やラッパー、DJが集まり、芸術性と遊び心をバランス良く大切にする姿勢が、ジャンルレスな表現を可能にしている。
そんな彼らの想いに共感し今回のBrightness Music & Art Festivalに出演するHIP HOP ACTをご紹介したい。
HIP HOPを中心とした14組のライブ出演者が発表!
< Campanella – Mi Yama (Prod by Ramza)【Official Music Video】 >
まず紹介したいのは、名古屋を拠点に活動する『Campanella』。詩的な比喩とストリートリアリティが絶妙に表現され、深淵なるサウンドと共に人間の真相に訴えかけるスタイルが魅力である。クラブから大型フェスまで出演してきた彼が、広大な野外空間でどんなストーリーを描くのか注目である。
< ziproom – Dive (Official Video) >
続いて登場するのは、ディープかつ実験的なサウンドで注目を集める『ziproom』。ジャズやアンビエント、ポストクラブ的質感を取り込みながらシーンに新しい風を吹き込むそのスタイルは観客を没入させる陶酔性を持ち、オープンエアーならではのスケール感にマッチする事だろう。
< HENTAI GANG >
現世代のアイコンとして先頭を走り続ける「ゆるふわギャング」の2人に、さんぴんCAMPなど伝説的な時代からの生き証人「YOU THE ROCK★」、プロデューサーでありDJの「Akira Arasawa」によるソロプロジェクト「ヘンタイカメラ」の4人から成る「THE HENTAI GANG」 が2022年春ぶりにラインナップ。世代もスタイルも異なる4人が一堂に会するその化学反応は、爆発的でありながらも自由で、観客を一瞬でワールドへ導くことだろう。
< ラッパ我リヤ「ヤバスギルスキル 11 feat. R-指定, KZ, KBD from 梅田サイファー」【Music Video】 >
さらには日本のHIP HOP黎明期から第一線で活動を続けるレジェンド「ラッパ我リヤ」も出演。経験に裏付けられたその言葉には重みがあり、数々の名曲と共に90年代から現代を駆け抜けてきた彼らは、いまもなお進化を止めない。硬派でリアルなリリックと、圧倒的なマッシブサウンドが世代を超えたHIP HOPの魂を体感させてくれることだろう。
< LIBRO “雨降りの月曜” (Official Video) >
詩と音が呼応しながら織り成す深遠な奥底には音楽に対する切実な情熱を感じさせる孤高のリリシストLIBRO。日常の断片を詩的に昇華させるその手腕はまさに職人。野外の空気の中で彼のリリックが響く瞬間、観客は自分の内面と対話するような感覚に包まれるだろう。
< HENSHIN – Iida Reo × shaka bose 釈迦坊主 × OKBOY × Dogwoods #ヒップホップ >
ジャンルを越境しながら独自の存在感を放つ「釈迦坊主」は2回目の登場。独特の言語感覚とサウンドデザインは、トランスやアンビエント、ヒップホップを経由し新しい次元の音を提示する。神秘的なサウンドとトランシーなビートに乗せる鮮烈なリリックで、聴く者を異世界へと誘うライブは今回も間違いなく見どころである。
< どんぐりず(DONGURIZU) – NO WAY >
また、世代を牽引するラップグループ「どんぐりず」より 「CHOMO」がDJとして登場。縦横無尽なビートへのアプローチは観客を自然と巻き込み高揚感を生み出し解放的なグルーヴへと導くだろう。
< Miracle Body >
女性ラッパーの中でも強烈な個性を放つのが「なかむらみなみ」。Ultra JapanやFujirockでも見せつけたユーモアと力強さを兼ね備えたパフォーマンスはHIP HOPシーンにおける新しい表現の可能性を提示している。パワフルさと鋭さが共存するステージで、現代のフェスシーンに爪痕を残している彼女のライブは見逃せない。
< 【MV】Junior Hsus & YAGI / P.P.C P 0.3 – the first take – (prod.山崎貴史) >
川崎を代表するアーティストの一つである「YAGI & Junior HSUS」は地元で絶大な人気を集めるグループであり、ホームタウン川崎で迎える初の野外ステージは、地元のエネルギーとストリートのスピリットが融合する記念すべき一夜になる。
< Lequio – “GTL 〜弥栄〜” (prod. by R)Official Music Video >
沖縄からの登場となる「Lequio」は島の音楽カルチャーを牽引する大注目の「弥栄」クルー中心的メンバー。現行テクノ・トランスなどのシーンと調和も著しくトライバルなビートと未来的なトランスを融合した新感覚のビートは他では味わえない。
< ZAZAMARU (feat. 釈迦坊主) >
ブライトネスでは常連でもあるスピリチュアルな世界観とHIP HOPを融合させる「愛染 eyezen」。各地のレイヴで培った即興性と言葉の力で、音楽を“祈り”へと昇華させる稀有な存在。彼のライブは「場と一体化する」感覚を呼び覚ます。野外で響く言葉の一つひとつが、より深い音楽体験へと変えていく。
< It’s US!!!! – 走れ (Official Music Video) >
2024年に結成された新進気鋭の「It’s US!!!」はトレンドに流されないカラフルな世界観を持ち、唯一の女性メンバーである「SUNNY ONLY 1」を筆頭に「itsKohki」「Ryo Fukuro」「Noah Cobre」のメンバー全員が作詞作曲編曲を手がけるボーダーレスな創作スタイルで今後要注目のグループだ。ジャンルを軽やかに飛び越えるその創造力とカラフルな世界観は、現代の音楽的多様性を体現している。
< MK woop – iridescent feat YAYA子(Official Music Video) >
最後に紹介するのはこちらも新進気鋭の「 MK woop」。往年のDeep House的な解釈で鳴らされるシンセも象徴的な新曲「iridescent」に代表されるように滑らかで立体的な音像を創り上げる彼のフレッシュなライブにも注目してほしい。繊細ながらも芯のあるライブパフォーマンスは感情を静かに揺らしてくれるだろう。
日帰りでもキャンプ宿泊でも楽しめる都心に程近い開放的な空間での総合芸術祭
会場は川崎・東扇島東公園。海と芝生に囲まれた開放的なロケーションで唯一無二の体験を届けることだろう。
さらに、会場内特設駐車場に車両駐車が可能なPARKING TICKET、
キャンプインでの滞在も可能なCAMP TICKETも用意されており、
川崎の工場夜景とサンライズを望みながら、音楽とアート、そしてHIP HOPの熱気に包まれる特別な2日間を堪能できる機会を心おきなく楽しんで欲しい。
【イベント開催概要】
タイトル:Brightness Music & Art Festival 2025
日時:2025年10月25日(土)〜26日(日) ※オールナイト開催
会場:東扇島東公園(神奈川県川崎市川崎区東扇島58-1)
Information
公式HP:https://brightness-music.com/
Socials:
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▬ Facebook
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▬ Line公式
Tickets:https://brightness.zaiko.io/e/brightfest25
<Full Line Up!!! >
– Live Act –
Campanella
ziproom
ラッパ我リヤ
THE HENTAI GANG(ゆるふわギャング x YOU THE ROCK★ x ヘンタイカメラ)
LIBRO
釈迦坊主
CHOMO from どんぐりず – Dj Set
なかむらみなみ
Valknee
YAGI & juniorHSUS
Lequio feat.Riki from 弥栄
愛染 eyezen
It’s US!!!!
MK woop
●Ground Area
– International Dj Act –
Linear System
– Live Act –
Doltz
– Dj Act –
DAIJIRO / DANI SAVANT & DANA NADA / EMIRI TSUKUI / ERIMIYA / 福富幸宏 / GS Projekt / Herbalistek / KEN ISHII / DJ KENSEI / Kojiro / MAYURI & Q’HEY / 7e / NOCO / OCCA / DJ QUIETSTORM / DJ SODEYAMA / SHELLY / TAICHI KAWAHIRA / TOMO HACHIGA / YUKIMASA
●Seaside Area – Dj Act –
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B / BeBe / CHOKO / DRUNKEN KONG / Karinga & Da Yama / 空心才楽団 / MEME / NYAO / Ree.K / RINN / RYOHEI / TENSEI / TOMOTH / TREKKIE TRAX CREW / YEARTH / YU-I
●Soccer Court Area – Dj Act –
▽▽▽
@raki / Allen Mock & comm / AYAKA & SWELY / BEANO & PUSTER / CHIEKO HAKUTO / DO SHOCK BOOZE / EMILIO & RICKSHINMI / ER-404 feat.SHIHAL / HIBIKI / 化学繊維 & LiaRako / KOHEY / LAZZZY & KANKEEY / LØST / MIO / MUNEMASA / MUSCLE∞BROTHERS / P5YWHY & 鬼軍曹 from YOTAYOTA CREW / savezearth / TEI TEI / YAMATO
●Live Art
排水口太郎 / Kanako JP red / Kocha Wadda / Monkey Monk / Rana Saito / SHIHO THE ROCK★ / shinPo mai / SIGHTRIP / STONE63 / TERUYUKI KURIHARA / とく / VIX / YESCA / YUSEI SAGAWA
●Space Design | Visual | Performance | Gallery
▽▽▽
AGGUY / axiom / Bivouac / Bubble Art Onchi / DOTTV / Entropy / fuk@kichi / Hammock 2000 / Hidden Layer / HOOAH ART EXPERIMENT / ITOAOI / 1/16 / Kanoya Project / LiQUiD / Makoto Saito / Michae“LUMI”Co. / MIYANO / Nekkopocco / SENCE OF WONDER / しろぎさび / 志場 SIVA / TH CLUB / Trival Assassin / yggpranks
●Sound System
L-ACOUSTICS / Martin Audio
