5度のグラミー賞受賞アーティスト、サム・スミスが7月25日(金)最新シングル「To Be Free」をリリースした。
「To Be Free」では楽曲の最初から最後のすべてがボーカルとギターのワンテイクでレコーディングされている。これはサム・スミスにとって初の試みであり、「音楽と表現の純粋な状態で繰り広げたライヴ・パフォーマンス」であるとコメントしている。「自分の脆さこそが勇気と自由を解き放つきっかけをくれる」というメッセージを描いている今楽曲は、彼自身が内面的に自由になった時期に生まれたものであり、作曲をした5年前から現在まで「To Be Free」の世界観で生きる音楽を作り続けている、サム・スミス自身のアーティストとしての転換点となっている。
そして、同時公開されたミュージック・ビデオは、今年の10月から12日間に渡る「To Be Free: New York City」レジデンシー公演が行われる米・ニューヨーク州のウォーサーで撮影されたものである。そして、2023年リリースのシングル「Unholy」に続き、(LA)HORDEが監督を務めている。ミュージック・ビデオでは、サム・スミスがステージの中心で静かに歌い始めるところから始まり、やがて音楽に身を委ねたThe TwoCity Chorusのメンバーが空中に持ち上げられる。そして、ラストシーンではサム・スミスも群衆の中に立ち、決心したように目を閉じるところで映像が終わる。「自由を生きる」表現で心を揺さぶられる「To Be Free」のミュージック・ビデオにもぜひ注目していただきたい。
