2023年に米ビルボードチャート8週1位を獲得したシングル「フラワーズ」が収録されたアルバム『エンドレス・サマー・バケーション』をリリースし、2024年グラミー賞で”年間最優秀レコード”と”最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)”を受賞したマイリー・サイラス(Miley Cyrus)。そんな彼女の待望の自身9枚目となるスタジオアルバム『Something Beautiful』が2025年5月30日(金)にリリースされ
アルバムは、マイリー・サイラスとショーン・エヴェレット(ビヨンセ、ブリタニー・ハワード)がエグゼクティブ・プロデューサーを務めた全13曲が収録され、6月に公開されるビジュアル・フィルム(=本アルバムの映像作品)と共に展開される予定だ。このフィルムは、Sony Music Vision、Columbia Records、Live Nationと共同制作され、マイリー・サイラス、XYZ Films、パノス・コスマトスがプロデュース。監督はマイリー・サイラスのほか、「フラワーズ」のMVの監督を務めたジェイコブ・ビクセンマン、「ユース・トゥ・ビー・ヤング」MVのブレンダン・ウォルターが務めている。
そして本日、マイリー・サイラスはアルバム冒頭を飾る2曲「プレリュード」と「サムシング・ビューティフル」を映像作品(=MV)と共に公開した。今回のアルバム『サムシング・ビューティフル』は音楽と映像が1曲ずつ段階的に展開され、綿密に構築された旅の始まりを表現する試みを行っており、次は日本時間4月4日に新曲「エンド・オブ・ザ・ワールド」がリリースされる予定だ。オペラのように没入感ある表現を強調した、象徴的な作品になっている。
アルバムのアートワークは著名なファッション・フォトグラファーのグレン・ルックフォードにより撮影されたもので、1997年製ティエリー・ミュグレーのアーカイブのクチュールをまとったマイリーが捉えられており、アルバムの大胆な美学と視覚的なストーリーテリングを印象的に表現し、この衣装は「プレリュード」の映像内にも登場している。
アルバムを通して、マイリーのファッションはフィルムの重要な要素として構成され、「サムシング・ビューティフル」と「エンド・オブ・ザ・ワールド」では、ミュグレーのクリエイティブ・ディレクター、ケイシー・カドワラダーによるカスタム・デザイン作品が用いられている。他にも、これまでに個人へ貸し出された中で最大規模となるティエリー・ミュグレーのアーカイブ作品のほか、ジャン=ポール・ゴルチエの希少なデザイン、アレキサンダー・マックイーンのカスタム・デザイン、アライアなども本作のビジュアル・フィルムに登場し、撮影監督ブノワ・デビが手がける映像美と共に、物語の世界観をより深く引き立てる象徴的なアイテムとなっている。
最新アルバム『サムシング・ビューティフル』で、マイリー・サイラスは音楽、ファッション、映像を融合させた唯一無二のシネマティックな体験を通して、アートの境界をさらに押し広げていく。今後のマイリー・サイラスの活動にぜひ注目してほしい。
【リリース情報】
Miley Cyrus | マイリー・サイラス
最新アルバム『Something Beautiful|サムシング・ビューティフル』
輸入盤、配信版:2025年05月30日(金)発売予定
https://MileyCyrusJP.lnk.to/SomethingBeautiful