2025年早々、Kush JonesとOyubiのコラボレーションEPが、TREKKIE TRAXからリリースされるというビッグニュースが舞い込んだ。2023年、台湾での共演で意気投合したのがきっかけで、約1年間をかけ完成したのが今作「Sin Jyuk Guen EP」だ。

Kush Jonesは生まれ育ったブロンクスに拠点を置くプロデューサーで、 シカゴハウスやジューク/フットワーク、ジャージークラブやボルチモアクラブといったアメリカのエレクトロニックミュージックを、次のフェイズへと更新し、世界中で高く評価されている。

学生時代、放課後のプログラムで音楽制作を学びはじめ、周りが一般的なヒップホップのトラック作りを進める中、Kushはさらに幅広いサウンドを追求し始める。ニューヨークのダンス・サブカルチャー“ライトフィート”のバトルを観に行ったことがきっかけで、シカゴフットワークやジャージークラブなど、アメリカ各地のダンスミュージックと出会うことになる。サンプリングはKushのキャリアの根底にあり、これらのジャンルが古い楽曲を新しいスタイルに変換していることに対して更に関心を持ったKushは、独自のサウンドを確立し、自身や仲間のオリジナルトラックをプレイするようになり、やがてLAを拠点とするJuke Bounce Workクルーの一員になる。

深いアメリカ音楽感とモダンなエレクトロニクス、自在なビートコントロールが融合したセットはドラマティックで、驚きとわくわくに満ちたミュージックジャーニーが堪能できる。

2022年の1stミニアルバム「Earnin It」が、Ben UFOやObjektといったトップクラスにもサポートされ、その才能が世界から注目されるOyubiは、近年もコンスタントにリリースを重ねながら、DJ PAYPALやFrenquencyとの共演、フランスmb studioの主催Toma Kamiの招聘などグローバルな動きを活発にしている。予測できないイマジネーションと緻密なビートメイクは、意気投合したことも頷けるKush Jonesとの、記憶にも記録にも残るだろう極上のセッションを期待させてくれる。

11月に12周年を迎えたTREKKIE TRAX、そのアニバーサリーパーティにはNight Slugsの主催L-VIS 1990のほか、レーベルをクレジットする錚々たる国内勢のラインナップや、冒険的で秀逸なリリースの数々、さらに、2024年にはTommy Holohan、Hodge、Big Dope P、Jialing、Neffa-Tといった音楽感を交差させるアーティストの招聘など、このレーベルの国内外への影響力の大きさをまざまざと見せつけられた。今回も、TREKKIE TRAXの核となるSeimei、andrew、Carpainterの揃っての出演が決まった。さらに、ボルチモアクラブ、ゲットーハウスを得意とするニューエラな才能neneeedyが加勢する。

TREKKIE TRAX presents Kush Jones

2025年1月25日 土曜日

OPEN 22:00

ENTRANCE ¥3,000

ADV ¥2,500

BEFORE 23:00 ¥2,000

GENRE:TECHNO / JUKE / FOOTWORK

Lineup:

Kush Jones

Oyubi

Seimei

andrew

Carpainter

neneeedy

VJ: jasonofthestorm

ADVANCE TICKET / 詳細:

https://t.livepocket.jp/e/923kn

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