Madonnaが伝説的アルバム『Confessions On A Dancefloor』のプロデューサーだったStuart Priceとスタジオ入りしていることを明らかにした。

2005年にリリースされた『Confessions On A Dancefloor』は、名曲「Hung Up」を収録し、Madonnaのキャリアの中でも最高傑作の一つとして評価されている作品だ。Madonnaの10thスタジオアルバムとしてリリースされた同作は、当時、ポップ・ミュージック史上最多となる世界40か国で1位を獲得。アルバムセールスは1200万枚以上を記録している。

そんな名盤のプロデューサーを務めたStuart Priceは、Zoot WomanやLes Rythmes Digitales、Thin White Duke、Jacques Lu Contとしても知られる実力派のエレクトロニックミュージックプロデューサーだ。2000年代は、The KillersやRöyksoppなど数々の人気アーティスト楽曲のリミックスも手掛けている。

また、近年ではDua Lipaの大ヒットアルバム『Future Nostalgia』のプロデューサーの1人として活躍。同作のクラブリミックスアルバム『Club Future Nostalgia』にもJacques Lu Cont名義で楽曲提供している。その他にJessie Ware、Pet Shop Boys、Kacy Hillら人気アーティストのプロデュースを手がけており、その実力は健在だ。

直近のMadonnaとの仕事では、2023年10月から2024年4月にかけて行われたMadonnaのワールドツアー「Celebration Tour」で音楽監督を担当していたStuart Priceだが、今回は20年ぶりとなるスタジオでのタッグが実現。Madonnaは制作の様子を収めた映像をInstagramで公開。以下のように述べている。

「Stuart Priceと新しい音楽を制作中。ここ数ヶ月は私の魂の癒しとなっています。作詞作曲と音楽制作は、誰かの許可を必要としない唯一の分野なんです…みなさんと共有できることをとても楽しみにしています。2025年に新曲を聴きたい人!」

さらにTwitterでは、Priceとの2ショット写真に「Confessions on a Dancefloor part 2?」というキャプションを添え、『Confessions On A Dancefloor』続編の可能性を示唆している。

text by Jun Fukunaga

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