Relicホールディングスは、音楽、ファッション、アート、テクノロジーを融合させるアーティスト集団「株式会社knoctave(ノクターブ)」を設立した。
同社代表の安藤コウ氏は音のプロフェッショナルとしての経験を活かし、ファッションデザイナーの印致聖氏、3Dファッションスペシャリストの李在⿓氏らとともに、音楽の持つ美しさと個性を多角的に表現するプロジェクトを展開。テクニカルディレクターの村上晋太郎氏、アートディレクターの柴谷麻以氏も加わり、各分野の専門家たちがタッグを組む。
そんなknoctaveでは音楽の音階やリズムをストライプ柄として視覚的に変換する独自のシステム「StripeTrack」を開発。この技術を用いることで、音楽を「聴く」だけでなく、「見る」「感じる」「身に纏う」という新しい体験を可能にする。
なお、同社の設立を記念した初の展示会「knoctave展 vol.1 StripeTrack」は、2024年11月27日から12月1日まで、東京・日本橋のBnA_WALLで開催される。
展示会では、クラシック音楽の巨匠ベートーヴェンの名曲「歓喜の歌」などから生成されたストライプ柄のファッションアイテムやアート作品が展示されるほか、StripeTrackを活用して生成されたストライプ柄の靴下も販売される。
また、今回の展示会のために、音楽家のSeihoが特別な楽曲を制作。彼はベートーヴェンの名作4曲をサンプリングし、それらを基に一つの楽曲を作り上げた。この特別な1曲は、StripeTrackの体験をさらに引き立てるため、音楽と視覚が完璧に融合する場面を提供する。来場者は音楽と視覚がシンクロする瞬間を体験可能だ。
この展示会を皮切りにknoctaveは、今後、音楽アーティストやブランドとのコラボレーションを通じて、ファッションコレクションやアクセサリーの制作、インタラクティブなアート展示など、音楽とアートの境界を超えた新しいクリエイティブ体験を提供していく予定だ。
knoctave展 vol.1 StripeTrack
期間:2024年11月27日(水)- 12月1日(日)
場所:BnA_WALL 内B1F(東京都中央区日本橋大伝馬町1−1)
展示内容:ベートーヴェンの「歓喜の歌」「ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』第2楽章」「交響曲第5番『運命』第1楽章」「エリーゼのために」をテーマにしたアート作品、音を色に変換するファッションアイテムなど
備考:展示される壁のアート作品は、展示会終了後も1か月間程度、会場にて引き続き展示されます