5月に待望のシングル「Insecure」をリリースし、ソロ名義での本格的な活動を再開したトム・ミッシュ(Tom Misch)が、早くも再始動後第二弾となる新曲「Cinnamon Curls」をリリースした。
ありとあらゆるグッド・ミュージックに精通し、ギタリストとしても世界トップクラスの実力とセンスを兼ね備えたトムらしい、ソウルフルなメロディーと非凡なプロダクション・テクニックが存分に堪能できる楽曲となっている。
「Cinnamon Curls」は、グラミー賞3回、アイヴァー・ノヴェロ賞2回、そしてアカデミー賞、ゴールデングローブ賞も受賞しているソングライター、ジミー・ネイプス (Jimmy Napes)、そしてアンドレ3000の初ソロ作『New Blue Sun』のプロデュースが話題になったプロデューサー、ネイト・マーセロー (Nate Mercereau)、そしてトムが長年仕事を共にしてきているシンガーソングライターのカーモディー (Carmody)と共に作曲されたコラボレーショントラックになっている。2020年の「What Kinda Music」以前、「Insecure」と同時期に作曲されており、ミックスはあらゆるジャンルでヒット曲を生み出してきたエンジニアのニール・H・ポーグが担当している。
「Cinnamon Curls」は、2018年に初めてネイト・マーセローとLAでセッションした中でできた曲なんだ。そのセッションでアイデアの原型ができて、その後にジミー・ネイプスとのセッションの中で歌詞と一緒に仕上げていった。ぼんやり霞がかかったようなLAっぽい雰囲気をまとった曲で、今ようやくリリースを迎えることができて嬉しいよ。ー Tom Misch
キャリアを通しての総ストリーミング数は15億回におよび、UKでゴールドディスクに認定された『Geography』と、今年フジロック出演も決定しているユセフ・デイズとのコラボレーションで、2020年にアイヴァー・ノヴェロ賞にもノミネートされた『What Kinda Music』はいずれも全英チャートでトップ10入り。またダンス・ミュージック・プロジェクト、Supershy (スーパーシャイ) をスタートさせるなど、ここ数年にわたって、様々な音楽的探求を通し、その多才さとアートの境界線をどこまでも押し広げようとする強い意欲を示してきたトム・ミッシュ。その才能はエリック・クラプトンやジョン・メイヤー、エルトン・ジョンらトップアーティストからも支持を集め、デ・ラ・ソウルやFKJ、ロイル・カーナー、マイケル・キワヌカ、マルコス・ヴァーリらとのコラボレーションも評判を呼び、静かに、しかし急速に、過去10年間で最も勢いのあるUKアーティストの一人となった。今回リリースされた「Cinnamon Curls」もまた、いよいよソロ名義での活動を再開させたトム・ミッシュの2ndアルバムに対する期待をますます高くしてくれる楽曲となっている。