15年前の10月にブライアン・イーノとピーター・チルヴァースは共同制作アプリ「Bloom」を発表した。この名前はイーノがヨーロッパを列車で旅している間に、チルヴァースとのテキスト・メッセージを通じて名付けられた。”アンビエント・ミュージックは香りのように空中に漂っている。それが 「花 」につながり、「blooming 」となり、「輪 」が広がっていく様を表現しました。”とチルヴァースは説明する。
”もともとのアイデアは、ゲーム『Spore』のサウンドトラックを開発しているときにMacで作ったデモから生まれました。残念なことに、このデモにはグラフィック・タブレットが必要で、その時代にこのようなデバイスを所有している人はほとんどいなかったので、興味深い実験として止めておいたのです。その数ヵ月後にiPhoneが発表されました。おかげでBloomはApp Storeストア立ち上げのわずか3ヶ月後にリリースすることができたのです。”
Bloomのサウンドは、ブライアンのアーカイブから生まれた。一見シンプルに見えるが、彼は1週間ほどかけて絶えず微調整を加え、細かいディテールにまでこだわっている。スリープタイマーはリリース後に最も要望の多かった機能で、あとから追加された。リリース時には考えもしなかったことだった。
BloomはiPhone、iPad、Macで楽しめるユニバーサル・アプリである。楽器にもなり、作曲もできて、アート・ワークでもあるBloomの革新的なコントロールは、誰でもスクリーンをタップするだけで精巧なパターンやユニークなメロディーを作ることが可能だ。
Bloom AppはiPhone、iPad、そしてMacにて楽しめる。
https://apps.apple.com/app/bloom/id292792586
ブライアン・イーノとピーター・チルヴァースによるその他のアプリは、以下から入手可能だ。
https://generativemusic.com/