突如シーンに現れ、活動1年目でりんご音楽祭に出演するなど注目を集めているAlternative Hiphop Crew “9tree”が、能登半島地震の被災者に向けたチャリティーソング「燈」を5月22日にリリースする。

同曲は、彼らと親交の深いラッパーやシンガーが参加しており、 総勢10人のマイクリレーとなっているBIGプロジェクト。

東京からはヒップホップとジャズにルーツを持ち、ラッパー/ウッドベーシストという異色の肩書きを持つ音楽家NAGAN SERVERや、MCバトル界隈でもその名が知られている実力派ラッパーKIKUMARU、独自の世界観を持つVue du mondeが参加。 

 福岡からは音楽・ファッション・アートなど独自のカルチャーを発信する総合コレクティブ”CCS records.”に所属のbill marcosとCalli Stephus、ラッパーMIYACHIから才能を評価され徐々に注目を集めているシンガー11が参加。 

 沖縄からは地元で人気のスケートショップChocolate JesusのCM起用や、Yo-Seaの1st Album”Sea of love”に客演として参加したR&BシンガーのKethug、確かなラップスキルに定評があるZIWなどが参加している。 

ビートメーカーDakoh によるクラシックなピアノは、儚さと温かさを表現し、どこか懐かしく心に寄り添うようなサウンドとなっている。また、各々が伝えたい言葉を選び抜き、洗練されたビート上でそれぞれの個性と魂が混ざり合っている点には要注目だ。「燈」というタイトルには”音楽で世を照らす”という意味が込められている。この楽曲にて得た収益は全て石川県に寄付される。

なお、今後は東京、福岡で被災者支援に向けた寄付を募るイベントや被災地訪問や「燈」のMV公開も予定されている。

2024 年 1 月 1 日湘南の海を眺めていた時、震災のニュースが耳に入ってきました。

自分の中で忘れかけていた恐怖感や、何もすることが出来ない葛藤、様々な感情が自分の身体中を掛け巡った感覚を今でも鮮明に覚えています。

いてもたってもいられず、自分に出来ることは何だろうと考え、出てきた答えは最高な音楽を創る事。すぐに沖縄の先輩である Dakoh に相談し、最初はソロで曲を制作しようとしていました。

ですが、自分 1 人の力じゃ微々たるものでしかないと思い、 9tree の DAI と Mahae に相談し手伝ってくれることに。そして 9tree だけではなくもっと多くの人の力が必要だと感じ、自分が尊敬しているアーティストの方々に声を掛けさせていただきました。

みんな二つ返事で協力してくれ、「このメンバーのエネルギーが混ざり合った時に生まれるモノはどうなるんだろう」と、凄く高揚した記憶があります。

”We’re here for a reason.

I believe a bit of the reason is to throw little torches out to lead people through the dark”

「私たちがここにいるのには理由があります。松明を掲げて、暗闇の中にいる人々を導く役割があると信じています」自分が好きなウーピー・ゴールドバーグの言葉です。

沢山の曲が溢れすぐに消費されてしまうような世の中で、人の心と記憶の中に、深く長く残り続けるような音楽を届けられればと思いこのプロジェクトを立ち上げました。

それぞれ色々ある中携わってくれた 17 人の力がなければこの曲は完成していません。

この”燈”という曲は、総勢 10 人の魂とエネルギーが交わっており、沢山の色がありながらも 1 つになっている楽曲です。

誰かにとっての光になるはずだと信じています。

1 人でも多くの人に届くように。

K’z Tyler (9tree)

—【リリース情報】—
企画:チャリティープロジェクト -Pray for ISHIKAWA-
楽曲:「燈 feat. ZIW, KIKUMARU, Calli Stephus, K’z Tyler, 11, bill marcos, NAGAN SERVER, Vue du monde, DAI, Kethug」
※燈(ヨミ:トモシビ)
発売日:2024年5月22日(水)
リリース形態:ストリーミング&ダウンロード
リンク:https://big-up.style/ZCZyc9yf7d

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