3月3日に先行シングル”FLOATER”とともに突如発表されたKeisuke ItoとHoshi Yutaらによる新プロジェクトSYCLES。

リリース直後にSpotifyの「Alter JP」などのプレイリストに選出され、国産クラブアンセムと呟かれるなど早耳リスナーや関係者がざわついている。

近年のHyperdubやNinja Tune、XL Recordingsなどのリリースで新たな盛り上がりをみせるUKエレクトロニックミュージックシーンと比較されるそのサウンドが確実に波紋を広げ始めている。

本日3月17日には表題曲を含む3曲入りの”FLOATER EP”が配信開始となった。
徐々に明かされていくその全貌はまだ氷山の一角だと感じさせるその完成度。

Anchorsong, ermhoi (Black Boboi / millennium parade), Jackson Kaki, 食品まつりa.k.a foodman, Jinya (D.A.N.), Miru Shinoda (yahyel)という、現在の日本のエレクトロニックシーンには欠かせない豪華アーティストによるコメントを公開。

■Anchorsong
世界を見据えながら東京のアングラシーンで長く活動してきた2人が鳴らす、スキルとセンスに裏打ちされたビートの数々。
ライブアクトとしても確かな実力を持つ彼らの新たなチャプターから目が離せない。

■ermhoi (Black Boboi / millennium parade)
走馬灯のようなFLOATER、感情的な記憶が呼び起こされて、安心感と焦燥感という相反する感覚が同時に湧き上がるSIGNALS、不思議なリフがクセになって気になって何度も聴いてしまうCONNECTED。

冷静そうに見えて実はエモーショナル。
独特なバランス感覚が新鮮な音楽体験でした。

■Jackson Kaki
僕は常に進化していくサウンドに興味を持っている。SYCLESの音楽は、レイヴミュージックという伝統的なサウンドを軸にしながらも、そこから人間がどのように音楽を解釈し、協奏していくのかがにじみ出てる。想像力と未来に向けて、このEPに乾杯。

■食品まつりa.k.a foodman
シンセとリズムの絡み方とフレーズのエモーショナルさに感情を揺さぶられるトラックがカッコいいです。

■Jinya (D.A.N.)
機械的な音像、テクスチャーを操り肉体的なエネルギーを放出している楽曲達。
情報と感情のバランスをどう取るのかは現代を生きる上でも重要であり、そこに対して音で表現をした作品だと感じました。

■Miru Shinoda (yahyel)
地下で鍛え上げられた機能美と切れ味を損なわずに、地上に引き上げ高揚感を付与していくこと。古くはUnderworldやThe Chemical Brothersが、近年ではBicepやOvermonoが切り拓いてきたこの領野にわけいるのは容易ではないが、SYCLES『FLOATER EP』は軽々と達成してしまっている。

(50音順)

Artist SYCLES
Title
 FLOATER
Format Digital
Label
 SYCLES
先行リリース: 2023.03.03 FLOATER
EPリリース: 2023.03.17

[TRACKLIST]
1. FLOATER
2. SIGNALS
3. CONNECTED

EP FRIENDSHIP. LINK:https://FRIENDSHIP.lnk.to/FLOATER_EP
SYCLES LINKTREE LINK:https://linktr.ee/sycles
SIGNALS By SYCLES – SNIPPET VIDEO:https://youtu.be/mWGa7UO9cOU
FLOATER By SYCLES – SNIPPET VIDEO:https://youtu.be/4AFddNbls10

Share.

Comments are closed.