Pioneer DJより、フラッグシップモデルのマルチプレーヤー「CDJ-3000」のメジャーファームウェアアップデート ver. 2.0が、2021年11月30日にリリースされた。




新たに搭載された「rekordbox CloudDirectPlay」により、インターネットに接続することでクラウド上に所有している全ての楽曲を使用してDJプレイすることが可能になる。

2020年9月に発売されたCDJ-3000は、DJの創造性とパフォーマンスのさらなる可能性を広げ、オーディエンスに豊かな音楽体験を提供。また、昨今では、いつでもどこでもアクセスできるクラウドの普及が急速に進む中、DJ市場においてもさまざまな楽曲を入手してクラウドから直接DJプレイをするといったニーズが高まっている。

今回のメジャーアップデートでは、CDJ-3000がrekordbox CloudDirectPlayに対応したことにより、rekordbox Creative プランまたはrekordbox Professional プランへ加入することで、USBストレージデバイスの容量を気にすることなく、クラウド上に所有している全ての楽曲を使用してDJプレイすることができるようになる。

CDJ-3000で編集したHOT CUEやMEMORY CUEなどのメタデータは、クラウド上に自動アップロードされることにより、CDJ-3000、rekordbox for Mac/Windows、rekordbox for iOS/Androidから常に最新のライブラリにアクセスでき、スマートなDJワークフローを実現する。




rekordbox CloudDirectPlayを使用するには、事前にrekordboxから認証キーをUSBストレージデバイスにエクスポートする必要がある。そのUSBストレージデバイスを、LANケーブル経由でインターネット接続されたCDJ-3000に接続することでrekordbox CloudDirectPlayを使用することができる。これにより、USBストレージデバイス内の楽曲に加えて、クラウド上の楽曲を再生することができる。

万が一認証キーをエクスポートしたUSBストレージデバイスを紛失してしまった場合でも、rekordboxから認証キーの無効化ができるので、セキュリティ面でも安心してしようできる。

CDJ-3000 Firmware ver. 2.0 ダウンロードページ
https://www.pioneerdj.com/ja-jp/product/player/cdj-3000/black/support/

●rekordbox ホームページ
https://rekordbox.com/en/




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