故XXXTentacionを始めとするマイアミシーンを代表する1995年生まれのラッパー、Denzel Curry(デンゼル・カリー)。2013年、当時高校生でありながらもデビュー作『Nostalgic 64』をリリースした後、2016年にはリック・ロス等が参加した2ndアルバム『Imperial』を発表すると、同年に米ヒップホップ誌XXLにて2016年有力新人としてピックアップされる。2018年にリリースされた3rd アルバム『Ta13oo』は見事全米アルバムチャートTop30にランクインし、この作品に収録されている「Sirens」では、ビリー・アイリッシュと共演しており、共にツアーをしたことがあるビリーは、デンゼル・カリーのことを”本物の男”と称賛している。




デンゼル・カリーは、今年に入って、8月13日(金)に約1年振りとなる新曲「The Game」をリリースし、今作は、カニエ・ウェストのアルバム『The Life of Pablo』や、マドンナ、ケラーニ、トラヴィス・スコットなどの作品のプロデュースを手掛けたことで有名なCharlie Heatがプロデュースしている。そんなデンゼル・カリーは、ドラゴンボールなど、日本のアニメが好きなことでも有名だが、ゲーム界からも人気であり、新曲「The Game」が『Madden NFL 2022』のサウンドトラックにもフィーチャーされることも発表された。

『Madden NFL』とは、数十年の歴史を誇る、リアルなアメリカンフットボール体験が出来るEA SPORTSゲームである。デンゼル・カリーの楽曲が『Madden NFL』シリーズのサウンドトラックに起用されるのは、『Madden NFL 2019』に「Sumo」が入って以来、「Shawshank」、「Lemonade」に続き4年連続であり、もはやデンゼル・カリーは『Madden NFL』シリーズのサウンドトラック常連アーティストと化している。




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