Eminem、新作アルバム『Music To Be Murdered By』をサプライズリリース、客演にJuice WRLD、Q-Tip, Ed Sheeranら

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Eminemが2018年にリリースした10枚目のアルバムに続く、11枚目となる最新アルバム『Music To Be Murdered By』を前作同様にリリースした。




『Music To Be Murdered By』には、昨年末、訃報が報じられた若手ラッパーのJuice WRLDのほか、Black Thought, Q-Tip, Ed Sheeran, Young M.A, Anderson .Paakらが客演。そのほかにEminem作品ではおなじみのRoyce da 5’9″、Skylar Greyや制作にはDr.Dreも参加している。

アルバムからはSimon & Garfunkelの「The Sound Of Silence」をサンプリングした「Darkness」のMVも公開。「暗闇の中に一人でいたくない」とラップするこのMVは、2017年にビルの上からカントリーコンサートの観客に向けて銃乱射が行われて58人が殺害されたラスベガス・ストリップ銃乱射事件を想起される内容に。




MVの最後には銃乱射を報道するテレビがアメリカの国の形に高く積まれ、「これはいつ終わるのか? それは皆が問題の重要性に気づいた時(WHEN WILL THIS END?WHEN ENOUGH PEOPLE CARE)」とのテロップが表示される。これは選挙のための有権者登録の促しと、アメリカでの銃の規制を求めるものとのこと。

また今作のアルバムタイトル『Music to be Murdered By』は、「めまい」「サイコ」などで知られる映画監督アルフレッド・ヒッチコックが作曲家ジェフ・アレクサンダーと1958年に発売したアルバム『Music to be Murdered By』からインスパイアされたもの。

新作の1曲目に収録された「Intro」と最後の楽曲「Outro」には、ヒッチコックのアルバムに収録された「Music to be Murdered By」と「The Hour of Parting」での語り部分のパートがそれぞれサンプリングされているとのこと。




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