アジアにおけるエレクトロニックミュージックをめぐるプロジェクト「Imaginary Line」がCircus Tokyoにて開催

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アジアにおけるエレクトロニックミュージックをめぐるプロジェクト、ついに完結。 国際協働制作によるオリジナル楽曲・MVの発表と、ライブコンサートを東京・Circus Tokyoにて開催される。

国際交流基金アジアセンターでは、近年アジアにおけるアーティスト同士の協働が活性化しているエレクトロニックミュージックの分野に焦点を当てた活動を続けてきた。今プロジェクト「Imaginary Line」ではアジア各都市の音楽家、映像作家、美術作家が参加し、国際協働制作した3作品のミュージックビデオを発表。また、それに伴うライブパフォーマンスプログラムとして本公演が開催される。アジアにおけるエレクトロニックミュージックの多様な広がりを体感できる一夜になることだろう。




日本からはPARKGOLF、Tohji、Tomggg、TORIENAらが出演することが決定している。

▽Imaginary Line
日程 : 8月24日(土)
OPEN 17:00 END 23:00

ADV : 3,000yen + 1Drink DOOR : 3,400yen + 1Drink
チケット >> Peatix : https://imaginaryline.peatix.com/
U20 DISCOUNT : 1,800 yen + 1Drink

ACT:
・Astronormous from Vietnam
・Mantra Vutura from Indonesia
・Mantra Vutura × PARKGOLF × Similarobjects
・PARKGOLF
・Similarobjects from Philippines
・Tohji
・Tomggg
・TORIENA

Lighting / VJ:
huez

主催:
国際交流基金アジアセンター

プログラムディレクター:
tomad (Maltine Records)





出演 ::

PARKGOLF(ビートメイカー、音楽プロデューサー)[日本]
北海道札幌市出身。2013年にネットレーベル「Maltine Records」からのリリースで注目を集める。15年にSeiho主宰のDay Tripper Recordsより1stアルバム『Par』をリリース。自身初となる配信曲「KissMe」はiTunesのエレクトロニックチャートで1位を獲得。以降、tofubeatsや藤井隆らのリミックスを手掛け、DAOKOのメジャーデビュー作ではプロデュースを務めるなど幅広い活動を展開。17年には2ndアルバム『REO』をリリース。18年には韓国のラッパー・Jvcki Waiとのコラボレーションシングル「xaradise」を発表。ゲスの極み乙女。、唾奇のリミックスやchelmico、あっこゴリラなど数多くのアーティストに楽曲提供も行う。

Reinhard Samuel Maychaelson Gunawan(映像作家)[インドネシア]
1993生まれ。インドネシアを拠点に映像監督と脚本家として活動し、短編映画からウェブシリーズ、広告からミュージック・ビデオまで多岐に渡る映像を制作。その作品は、ジョグジャカルタNETPACアジア映画祭等での上映や、Rising Filmmaker賞、Popcon Asia 2018、Viddsee Juree賞(2016、2018)等多数受賞。ジャカルタを拠点とする独立系プロダクション兼クリエイティブラボRubamera Creative Labも主宰し、多文化を有するインドネシアにおいて寛容性の意識を向上させることを目的にYoutubeで「Neo Batavia」シリーズをプロデュースし、脚本も手掛けている。

Tohji(ラッパー)[日本]
ロンドンで生まれ、東京、横浜で育つ。ハードとメロウを併せも持つ奔放な音楽性が、東京のユースを中心に熱狂的な支持を集める新鋭アーティスト。2018年末、主催するコレクティブ「Mall Boyz」としてEPepを発表。収録楽曲がストリーミングプラットフォームの公式プレイリストに多数ピックアップされた。2019年にリリースしたシングル 『「Rodeo』」がSoundCloud Japan All genre music chartで1位を獲得。同年3月には渋谷WWWで「Platina Ade」を主催。550人のオーディエンスを動員し、動員記録を更新。直後にリリースした『「on my own way』」もSoundCloudチャートを席巻した。いま、同世代で最も注目を集める存在として、シーンを問わず次の動きが期待されている。

AntiAntiArt(映像制作グループ)[ベトナム]
ハノイを拠点に活動する映像制作グループ。2018年にヒップホップのイベントで出会った彼らは、アーティストPlaaasticとともにAntiAntiArt(AAA)を創設。サイバーパンクの要素を含めた映像を特徴とし、ファッションや音楽、ダンスを扱った多数の映像作品を発表している。これまでに国内外の多くのファッションブランドとともに映像を制作。ベトナム独自のユース・カルチャーを創りだし、さらに自身の表現スタイルを世界に発信することを目指す。現在は10名が所属し、ベトナムで育ちつつあるユース・カルチャーを牽引する存在として注目を集めている。
https://www.facebook.com/antiantiartprod/

similarobjects(サウンドアーティスト、DJ/BuwanBuwan Collective主宰)[フィリピン]
マニラを拠点に、音楽制作の教育に携わり、プロデューサーとしても活動。古来から現在まで、そして忘却されつつある文化を見通す視点、さらには複数のジャンルや技法を使うポリスタイリズムやスピリチュアリティ、密教から独自の表現を追求する。さらにはビデオゲームとアートの交錯を聴覚的に表現しようと試行している。そのサウンドスケープは、現代の混沌と自然との間にある様々な変化をも表す。デラサール大学聖ベニルデ校の音楽制作プログラムの教員として教鞭をとる一方、電子音楽の学校「Cosmic Sonic Arts」を開設し、音楽を創造するための精神的なアプローチを次世代に伝えている。
https://www.similarobjects.xyz/
菅原玄奨(美術家、彫刻家)[日本]
1993年東京都生まれ。2018年東京造形大学大学院美術研究領域修了。「テクスチャーと触覚性」をテーマにFRP(繊維強化プラスチック)を主な素材とした彫刻作品シリーズで注目を集める。彫刻における塑像技法を用いて現代人の佇まいや匿名性について検証している。主な個展に「invisible」(TAV GALLERY/東京) 。主なグループ展に「Busan Annual Market of Art 2019」(BEXCO/釜山) 、「The Metamorphorsis」(EUKARYOTE/東京) 、「美に宿る声に触れる日」(GINZA SIX/東京) 、「Future Artist Tokyo 2018 」アートフェア東京(東京国際フォーラム/東京)、主な受賞歴に群馬青年ビエンナーレ2017奨励賞など。
http://gensho-sugahara.com/




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